新聞読んで泣くかと思った

『ここが世界の中心あるよ』
よきにはからえ。

そう言って大きく構えていた兄が、憎かった訳では決してない。
朝貢体制に基づく華夷秩序の中でのゆったりとした一体感も、居心地が悪かった訳ではない。


(出来ることなら、)
捨てたくなかった。


長兄の家を目指して歩きながら、日本は自らの思考に自嘲気味な笑みを浮かべた。

何を今更。
脇に挿した刀に視線を落とす。
今自分は彼の元へ何をしに行こうとしているのか。

それでも、居心地がよかったのだ。いつまでも、皆で楽しくいられたら良かった。

しかし、時代は過ぎる。外の世界から目を背けていられた時代は終わった。現に最上だと思っていた兄は、英国をはじめとする列強によってぼろぼろにされてしまった。

それをただ見ている訳にはいかない。
例え、東亜細亜の皆を裏切ることになったとしても。――後戻りはできない。

月が明るい。
幸か不幸か。
逆光で顔が見えないかもしれない。
それでいい。
自分の情けない顔を見られなくて済むかもしれない。

扉の前で立ち止まる。


全ての準備は整った。
次兄の家の近くには軍を待機させてあり、後は突入させるだけだ。

中国の軍も、準備を整えているだろう。
反乱軍に手を焼く韓国を支援するために準備をする両者だが、自分の目的は別にある。


華夷秩序からの、脱却


イギリスさんたちの手によって崩れ始めているものに、自分がとどめを刺す。
自分の手で、終わらせる。



「覚悟してください、中国さん」








覚悟をするのは、自分の方だ。






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ケータイだと書きづれぇー

今日の朝日新聞22面参照。思うようにかーけーなーいーよー


ちゅごくさんの家を紫禁城にしようか迷ったけど原作イメージで。かんこっくんの家は景福宮ですけど。
やっぱり上司と一緒に住んでるのかしらと思ってみたり。

いつもながら妄想甚だしいですね。
「恨みよりも歯がゆさが勝っている」っていう記述がね…!

亜細亜っ子切ないよー
でもギャグテイストに日清戦争見ると
韓「俺のために争わないで欲しいんだぜ!!」
ってことにならないかい?笑
兄ふたりVS日本って切ないよー

にしても韓国併合って日韓??日本おとこまえ…