割と史実に即した独立話

を、近いうちに書きたいな。以下ダイジェスト。




「僕だって君の弟(イギリス臣民)だ！なのに、何故僕らにばかり税をかけるんだい」

「俺の弟(イギリス臣民)だからだ。お前とカナダをフランスから守るために使ったんだ、お前だって協力すべきだ。本国の国民だって同じように負担してるんだぞ」


「…代表も出してないところで決まったことなんて、到底受け入れられないよ、イギリス」


「お前はまだ子供なんだ、アメリカ」








「あの馬鹿…！こんなことをして何になる…」





「君が分かってくれればいいんだ。そうすれば僕はまだ君の弟でいられる」







「トマスの言う通り、か」


「さよならだね、イギリス」

「俺は君から独立する」










「まぁ、まだ様子見ってとこだな…あのガキがどこまで戦えるか…」

「フランスに協力したいのはやまやまなんやけどな、俺が行ったら俺の子分たちが何考えるかわからんもん。パスや、パス」



「ワイン野郎なんかと組まれてたまるか…！」



「君は何もわかってない。…もう、止められないんだよ」





「もう、お止めなさい、こんなこと」

「そーそ、俺ももう金あんまないしさぁ…そろそろ止めねぇ?」

「黙れ、お貴族野郎。アイツを一発ぶん殴って目を覚まさせない限り終われやしねぇよ」





実は、イギリスはしたたかなんです。アメリカ失ったのは痛いが、それが帝国を揺るがすことには全くならなかった。
むしろ、その教訓を活かしてあの大英帝国を築いたわけですよ。


独立後もアメリカの広大な市場を見てアメリカ有利の条約を結び、変わらず貿易は続きましたし。
痛い目を見たのはフランスですね。アメリカとイギリスの仲を引き裂けたわけでもなく、自国にたいした利益もなく、財政だけが苦しくなって革命起きてますからね。哀れ。


米英的にはちっとも萌えない話になりそう！(^ｑ^)