[いきあたりばったり]
かなりの勢いで無駄なことしか書いていないブログ。割と内輪向けですごめんなさい。
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襲い来る光刃から自分を守った、紅い機体。
まさか、と思った。
彼の筈はない。だって、彼は――――
「こちらザフト軍特務隊、アスラン・ザラだ。・・・キラ・ヤマトだな?」
「!!・・・・・・ぁ」
どくどくと速くなる鼓動。聞き違えようもない、その声。
・・・アスラン・・・?
何故、彼が自分を・・・・?
――いや、今の彼が自分を助けるはずがない。
彼の仲間を殺した自分を。なら――
「この戦闘に、ザフトが介入するのか!?」
それしか、ない。
そのはずなのに。
「軍からは何の命令も受けていない」
・・・え?
「この介入は、俺個人の意志だ!」
耳を、疑った。
まさか、と思った。
彼の筈はない。だって、彼は――――
「こちらザフト軍特務隊、アスラン・ザラだ。・・・キラ・ヤマトだな?」
「!!・・・・・・ぁ」
どくどくと速くなる鼓動。聞き違えようもない、その声。
・・・アスラン・・・?
何故、彼が自分を・・・・?
――いや、今の彼が自分を助けるはずがない。
彼の仲間を殺した自分を。なら――
「この戦闘に、ザフトが介入するのか!?」
それしか、ない。
そのはずなのに。
「軍からは何の命令も受けていない」
・・・え?
「この介入は、俺個人の意志だ!」
耳を、疑った。
聞き慣れた声に耳を疑って周りを見渡すと、
見慣れたメタリックグリーンのロボット鳥。
自分の手に降り立った懐かしいそれは、あのとき自分が手がけたままで。
――きっと、持ち主が大切にしてくれていたのだろう。
目頭が、少し熱くなる。
けれどそのことは、残酷な事実を彼に伝えていた――――
見慣れたメタリックグリーンのロボット鳥。
自分の手に降り立った懐かしいそれは、あのとき自分が手がけたままで。
――きっと、持ち主が大切にしてくれていたのだろう。
目頭が、少し熱くなる。
けれどそのことは、残酷な事実を彼に伝えていた――――